ペペロンチーノの乳化はどちらかというと増粘による分散安定の側面が強く、であればと思い食品によく使われる増粘剤「キサンタンガム」を加えてみました。
通常製法で少々を加えれば、ある程度混ざって手軽にとろみが付いてくれます。
ただとろみ自体はいい感じに付いてくれましたが、パスタ表面のぬるぬるした舌触りが気になりました。
また少量で効果を発揮するので、適量を自然に組み込むのが難しく、増粘の適正範囲内であっても上記のように舌触りに影響が出てしまうこともあり、単体での使用には適さないという結論です。
使用する場合は他の乳化剤であらかじめ乳化し、ごく少量を補助的に用いるのが良いかと思います。