ペペロンチーノに使うにんにくについて、にんにくは国産・スペイン産・中国産のどれが良いか、食べ比べてみました。
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それぞれの産地での違い
前提として
にんにくは品種・同じ国でも地域差・気候などの栽培条件で風味が変わります。1つの傾向として受け取ってね。
国産(青森産)
油で色づくまで加熱した時点では、鋭い口当たり。
茹で汁を加えてパスタと和えた状態では、風味が強くがつんとは来ますが奥行き・幅も広く複雑ゆえ全体としては丸いイメージ。
スペイン産
油で色づくまで加熱した時点では、鋭い口当たり。
茹で汁を加えてパスタと和えた状態では、国産と同じく風味が強く複雑さもある。国産よりは要素が少ないゆえマイルドだけどそれぞれの要素は国産より感じられるイメージ。
中国産
油で色づくまで加熱した時点では、国産・スペイン産に比べて口当たりが弱い。
茹で汁を加えてパスタと和えた状態では、風味が弱くペペロンチーノとしては物足りず、美味しくはあるが比べてしまうと成立しているとはいいづらい。
結論:ペペロンチーノには国産orスペイン産がおすすめ
ペペロンチーノではシンプルゆえ、にんにくの風味の複雑さが重要に感じました。中国産だと少し物足りず、国産orスペイン産がおすすめでどちらが良いかは好みのよるという結論です。
中国産が全く使いみちがないわけではなく、にんにくの複雑が求められない料理では選択肢になると思います。