にんにくの芽って味・風味はあるの?にんにくの芽だけでペペロンチーノを作ってみた


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前回、にんにくの芽は本当に焦げやすいのかについて試してみました。詳しくは↓をご覧ください。



簡単にまとめると、


1. にんにくの芽に特段焦げやすい性質があるわけではない
2. にんにくの芽が焦げやすいのはにんにくとの大きさにギャップがある場合


これを踏まえ今回は、「にんにくの芽を入れるメリットはあるのか」について、にんにくの芽に味・風味はあるのか、にんにくを使わずにんにくの芽だけでペペロンチーノを作ってみました。


にんにくの芽って味・風味はあるの?にんにくの芽だけでペペロンチーノを作ってみた


動画にもまとめています↓


にんにくの芽だけでペペロンチーノを作ってみた


にんにくを使わず、にんにくのポジションをにんにくの芽だけに担わせて作るペペロンチーノ。ある程度の大きさのにんにくの芽を3個分、通常使うにんにくと同量程度を使いました。

通常通り140℃程度で香ばしく色づくまで加熱。この段階での感想は、にんにくっぽい香りはするもののかなり薄い


鷹の爪・茹で汁・パスタを加えてペペロンチーノに仕上げたところを試食したところ…やはり、にんにくっぽい風味はあるもののほんのりとしかせず、成立していません。


3個分入れてこの程度の風味ですので、にんにくの芽を入れる・入れないの影響はほぼないと考えていいと思います。


にんにくの芽を入れるメリット・デメリットはあるのか


にんにくの芽を入れても味的なメリットがほぼないことが分かりました。逆に嫌な風味もなかったです。(もちろん少しだけにんにくの風味はあるので、敏感な方なら最終的な味わいのキャラクターが違うという結論になるかもですが…)


味以外の違いとしては、オイルに対して水分を含んだ具が増えるので、全体的な加熱がほんの少し穏やかになることが考えられます。ただこれも大きな変化があるわけではなく、ほぼ感じられないでしょうし影響も少ないでしょう。


前回も含めたまとめとしては、


1. にんにくの芽に特段焦げやすい性質があるわけではない
2. にんにくの芽が焦げやすいのはにんにくとの大きさにギャップがある場合
3. スライスの場合は取り除き、みじん切りの場合はどちらでも良いが基本方針
4. にんにくの芽の入れる・入れないに際する味・風味への影響はほぼない


なのでにんにくの芽は取っても取らなくても、ほぼ気にしなくて良いと個人的には結論づけました。