ローリエを火で炙ると香りが出るって本当?炙る必要はある?


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ローリエ(ローレル・ベイリーフ・月桂樹の葉ともいいますね)は煮込み料理の香り付けや臭み消しに使いますが、「使う前に軽く火で炙るといい」と言われているのを知っていますか?


実際のところ、どうなんでしょうか。


ローリエを火で炙る様子


結論から言うと、「たしかに香りは出るけどあまり炙る必要はない」と個人的に思います。


なぜならよくローリエを使うトマトベースの煮込みやカレーなどでは、炙った恩恵をそれほど感じられないからです。確かに入れるのと入れないのとでは千差万別ですが、炙ったから特別変わるかというとそんなことはありません。逆にローリエの香りが邪魔になる可能性すらあります。


特筆すべき香りがないポトフなどでは炙った恩恵を受けやすいでしょうが、これもローリエの風味向上させて香り付けしたいかというとそうではありません。


そして家庭でやるときの注意点1つ、気をつけないと燃えます


乾燥した葉っぱですからね、直火で炙ろうとすると簡単に火が燃え移って焦げます。


ローリエinミートソース


以上から、ローリエを火で炙る必要は特にないと思います。ローリエを強く出したいなら、単純に量を増やせばいいですし、2つの割って断面積を増やすという方法もあります。炙った香り・・・というか薫りですよね、がどうしても欲しいなら炙るのもいいです。けど別に炙る必要はない、というのが僕の意見です。